横浜アーバンデザイン研究機構 [Urban Design Center Yokohama]

UDCY横浜アーバンデザイン研究機構は、大学、自治体、企業、NPOなどに所属する第一線の専門家たちが必要に応じて緩やかに連携する日本初の「ネットワーク型シンクタンク」として2008年4月に設立された。「未来社会の設計」をテーマに現代の都市問題を把握し、環境空間のデザインを研究することを通して、新しい時代の都市づくりに寄与することを目的としている。主な活動は、多様な研究員によって様々なスタイルの研究クラスターが形成され、相互の連携を図ると同時に、活発な交流活動や多様な人材の交流、自由な討議や情報の交換によって新しい発想を生み出すことである。それらの活動のために、横浜をフィールドとした都市づくりについてのシンクタンク機能とその実現のための公民学連携によるクロス・プラットフォーム機能を併せ持つスタイルを模索する。これらの活動は、専門性と意欲を持った個人の参加、関心で繋がるコミュニティの構築・育成によって推進される。具体的には、都市を広く捉え、今日的課題である環環境を軸に「郊外」「産業」「移動」「文化」「都心」など、空間に関わる解決策を対象として、必要な社会システムや技術、あるいは地域社会や境教育などに関する研究を行い、政策や計画、デザインの提案等を行う。また、自治体、企業、市民組織の活動や施策、事業などについても積極的な支援を行う。運営の基本的事項については、研究機構委員会に決定権があるが、より柔軟で迅速な運営を図るために、UDCYアーバンデザインセンターを設置し、運営執行を委託している。運営方法や研究内容などについては、外部の専門家や有識者に研究顧問や研究アドバイザーを依頼し、随時助言を得ながら進める。

ネットワーク型シンクタンク

「未来社会の設計」へ向けた研究は、多様な観点から取り組む必要があるため、様々な分野の第一線の専門家たちが必要に応じて緩やかに連携する「ネットワーク型シンクタンク」というスタイルを採用している。それぞれの研究クラスターは、自主研究、研究支援、連携研究に分けることができるが、実際には同時多発的な研究クラスターの形成によって、複数の研究が同時並行的に行われる。「クロスセッション」や「イノベーションカフェ」など、プロセスにおけるインタラクション、相互連携を重視することで、さらなる展開を試みる。昨年は、移動空間、環境空間、緑地空間、郊外空間、都心空間をテーマとするなど、各々の研究は、多様な研究員によって構成され、随時、必要な人材や情報、知識などを持ち寄ることで進められる。なお、現在のUDCYの活動は、昨年のUDSY(Urban Design Study Yokohama 2007)に参加したおよそ100名の研究員(会員)によって展開されている。

クロスプラットホーム

UDCYは多様な個と知の交流から新しい発想を生み出すと同時に、多様な主体の連携から新しい改革の力を生み出すためのクロスプラットフォームとし て機能させるために、自由な意見や価値ある情報の交換、そして既存の枠組みを打破するための異分野の交歓の場となる「イノベーションカフェ」や「クロス セッション」を開催している。